<経歴>
岡山大学教育学部卒後、(株)リクルート組織活性化事業部にて幅広く教育研修事業に携わる。平成2年(株)クリエアナブキに入社し、教育研修事業部、広島支店⾧、HRコンサルティング部⾧、営業戦略室室⾧などを歴任。その他にも、大学・企業向けの人材育成・講演活動にも従事。2013年5月にジョータツ株式会社を共同設立し、代表取締役社⾧に就任。
私は教育研修を通して、個人の自立に向けた<自己リーダーシップの開発支援>を重視しています。会社や組織の中で、協力してチームワークを発揮するためには、まず各個人が自立する必要があります。自立した個人が集まり、共通の目的を持って協力することで、1+1が3以上となる相乗効果が発揮できます。そのためには、各個人が自らの【主体性】と【創造性】を最大限に開発し、自己決定のできる「独立した人間」となることが必要です。
社会人として最初に担当した業務は、企業向け研修の企画・営業でした。自分が販売した研修が実施される現場を見て、研修内容や講師が参加者に与える影響の大きさを実感し、いつかこの仕事に就きたいと思うようになりました。また、学生時代には中学・高校の教師を目指していたこともあり、人に何かを教え、伝えることへの関心がもともと高かったのかもしれません。
「過去と他人は変えられない」「相手は自分の思い通りにはならない」「性格は変わりにくいが、行動は意識すれば変えられる」。
研修講師として日々参加者と向き合う中で、これらの考えをより伝わりやすくするにはどうすればよいかを常に考えています。そのためにどんな準備が必要か、うまく伝わらなかった場合は次回どこを改善すればよいのか。こうした姿勢を自ら実践し、参加者に示すことで、自分自身を変える勇気や行動を変える力を伝えていきたいと思っています。
日々担当する研修にはそれぞれ印象深いエピソードがあり、特定のものをあえてピックアップするのは難しいです。ただ一つ言えるのは、同じ内容の研修を実施しても、参加者一人ひとりの受け止め方や理解の仕方が異なることです。また、ある考え方や手順を伝えても、それに同意する人もいれば、異なる意見を持つ人もいます。その違いは相手に聞いてみなければ分かりません。こうした日々の経験がとても面白く、楽しく感じられます。
「今日の研修、とても楽しかったです!」「今までで一番面白かったです!」「あっという間の一日でした!」――まるでテーマパークで遊んだ後のような感想をいただいたとき。
「今日の内容を自宅で妻(夫)にも実践してみます!」「今回学んだことは息子や娘にも活用できそうです!」――仕事だけでなく、プライベートでも役立つと言ってもらえたとき。
こうした言葉を聞くたびに、これまでも、そしてこれからも、強く印象に残ると感じます。
研修の価値とは、参加者には「個人の成長」を、研修を実施する企業には「組織の発展」を提供することにあります。そして、それを研修の現場で直接届けるのが研修講師の役割だと考えます。
<経歴>
大学卒業後、総合建設会社にて、一級建築士・一級建築施工管理技士として施工管理、及び設計積算業務を担当する。1998年、フランクリン・コヴィー・ジャパン㈱に入社し「7つの習慣」等の講師として、企業内研修を実施。2001年、㈱クリエアナブキに入社し、採用・教育研修、社内イベント運営等を幅広く担当。その後、研修講師として顧客企業・団体等の人材育成に注力する。2013年にジョータツ株式会社を共同設立し、専務取締役に就任。
近年、多くの企業から若手社員の「職場定着」のご相談が増え、「採れない」「続かない」「育たない」といった人事課題から、研修のご依頼をよくお受けします。人事制度や職場環境等の改善も大事ですが、やはり上司や先輩社員の日頃の関わり方やフォローの仕方によって、若手社員の定着率は大きく変わってきます。研修では、上司や先輩社員のコミュニケーションスキルや、若手社員のモチベーションアップのご支援をしています。
<資格など>
・一般社団法人 日本ほめる達人協会「ほめ達!」特別認定講師・一般社団法人 日本アンガーマネジメント協会 公認アンガーマネジメントファシリテーター アンガーマネジメント叱り方トレーナー・ポジティブ サイコロジー スクール レジリエンス認定講師 ポジティブジョブクラフティング認定講師・特定非営利活動法人 日本エニアグラム学会会員・一般社団法人 日本報連相センター会員・E-PDCA研修認定トレーナー・笑いヨガインストラクター
きっかけは、ビジネス書のベストセラー「7つの習慣」に出会ったことです。1997年に初めて読み、そのとき大変感銘を受け、自分自身が7つの習慣を身につけたいと思うと同時に、この本の内容を多くの方に伝えたいという気持ちになり、その会社に転職し、研修講師を始めました。今でも7つの習慣を折に触れて読み返していますが、いまだに学びや気づきが得られ、私の人生の重要な指針になっています。特に、第一の習慣「主体的である」がすべての習慣の土台になるので重要だと考えています。常に自分の主体性を意識して、それを育てていくことが他の習慣を身につける鍵だと思っています。私の研修でも、参加者の皆様の主体性を尊重し、できるだけ参加者主体の進行になるよう心掛けています。
研修のグループワークで、参加者同士がお互いの強みや良さをフィードバックし合う、「ストレングス(強み)カード」という実習があります。そのカードを手渡す際、メンバーから日頃の感謝や労いの言葉を伝えられた時に、その言葉に思わず涙ぐむ参加者もいて、その場面はとても心が温まり、深く印象に残っています。また、メンバーからの言葉をきっかけにして、参加者が前向きに、気持ちを新たにしている姿にとても感動し、私も毎回元気をいただいています。
研修後のアンケートで、よく拝見するご感想は「グループワークの時間がもっと欲しかった。他の受講者と意見交換することで、より理解が深まった。」「グループ内で仕事の悩みなど深い話ができた。」「自分の悩みを打ち明けられて気持ちが楽になりました。」「グループの方といろいろお話しする中で、今の自分の働き方を見つめ直すことができました。」といった内容です。これらはグループワークで安心して活発な意見交換ができている状態をよく表していると思います。そういう意味では、講師は話す内容以上に、リラックスできる場づくりと進め方が重要だと強く思います。それができれば、もしかすると講師はあまり喋らない方が参加者の満足度はより高くなるかもしれませんね(笑)。
人材育成は重要な経営課題です。組織の中・長期的な発展を目指すには、育成戦略は欠かせません。「個人の成長」による「組織の発展」をいかに実現するかが重要です。近年の慢性的な人手不足の問題は、今後もさらに深刻さを増すことが予想されますので、今いる人材の成長をさらに加速させるために、クライアント様と一緒に考え、より良い研修内容を企画、運営していきたいと考えています。
また、研修に参加される個人の方には、研修内容を研修の場だけで終わりにせず、学んだことを仕事や職場で活かし、しっかりと実践し、成果につながるようにご支援させていただきます。
<経歴>
大手販売会社や人材紹介会社、医療業界で採用責任者として、採用・人事・人材育成に携わる。採用や教育を通じて人材の育成や人間の心理に興味を持ち、NLP実践心理学に出会う。人の可能性を信じ、その力を最大限に引き出すサポートをするため研修講師として顧客企業・団体等の人材育成に注力する。2022年にbeingを設立し、代表に就任。
私が研修で大切にしているのは、「学んで終わりではなく、会社や実生活に活かしてもらうこと」です。 スキルを学んでも、「なぜ機能するのか、どのような場面で使えるのか」まで理解を深めなければ、実践で活かせるものにはなりません。 そのため、私は情熱的に伝えることを大切にし、ただ知識を提供するのではなく、参加者に向き合うことで、一人ひとりが学びを深められる研修を心がけています。理解を促し、行動につなげるために、単なる座学ではなく 参加型のワークを取り入れ、実践しながら学べる機会を多く設けています。事例を交えながら多角的にわかりやすく伝え、「ああ、そういうことだったのか」と深い納得感を得てもらえるよう、研修の設計に特に力を入れています。
<資格など>
・米国NLP協会認定マスタープラクティショナー・NLPラーニング認定マスタープラクティショナー
・レゴ® シリアスプレイ® メソッドと教材活用トレーニング修了認定ファシリテーター
・インバスケットカードゲームトレーナー・リフレクションカード®ファシリテーター
・組織心理士
私が研修講師としての活動を始めたきっかけは、「人には可能性がある」と強く実感した経験からでした。 これまで、さまざまな企業で採用や人材育成に携わる中で、多くの人が「自分には無理だ」「できる気がしない」と可能性に蓋をしてしまっている場面を目の当たりにしてきました。しかし、適切な学びやサポートがあれば、人は驚くほど成長し、変わることができると実感する機会も多くありました。
それは、何よりもまず私自身が学びを通じて変わることができたからです。かつては、自分に自信が持てず、「自分なんて」と思っていた時期もありました。しかし、学びを深める中で新しい視点を得て、考え方や行動が変わり、自分の可能性を信じられるようになりました。そうして少しずつ挑戦を重ねるうちに、「成長できる」「変われる」という確信を持つようになりました。 この経験を通じて、「人には無限の可能性があり、その力を引き出すサポートができる仕事がしたい」と強く思うようになり、研修講師の道を歩むことを決意しました。
私が研修講師として活動する中で、常に大切にしているのは、「参加者に真剣に向き合うこと」 です。研修は一方的に知識を伝える場ではなく、参加者一人ひとりの気づきや成長を促す場であるべきだと考えています。そのため、どのような課題や悩みを持っているのかを、できる限り汲み取り、実践で活かせる学びにつながるよう全力でサポートしています。また、参加者自身が主体的に学べるよう、「楽しく学ぶ機会を提供すること」 を大切にしています。知識が定着し、実践につながるためには、楽しく、前向きな気持ちで学ぶことが欠かせません。複数のワークや意見交換を取り入れながら、学びを体験として落とし込める工夫をしています。私は参加者に対して「大切なことは、心を込めて伝えること」 を意識しています。どんなに良い内容でも、伝え方ひとつで伝わり方が変わります。だからこそ、一言ひとことに魂を込め、情熱を持って伝え、参加者の人生や仕事に良い影響を与えるように熱意を持って向き合うことが、研修講師としての私の信念です。
これまで多くの研修を実施してきましたが、その中でも特に印象に残っているのは、ある企業で実施した若手社員向けの研修です。 当初、参加者の多くは「研修だから仕方なく受ける」という姿勢で受け身の様子でした。しかし、研修の中でワークや意見交換を重ねるうちに、徐々に自分の考えを発言し、意見を交わす場面が増えていきました。 特に印象的だったのは、ある若手社員の参加者が「主体性を発揮した瞬間」です。ワークの中で「自分はこう思います!」と力強く意見を述べ、周囲のメンバーを巻き込むようになりました。その変化をきっかけに、チーム全体の雰囲気が活気づき、参加者同士が積極的に意見を交わすようになりました。 研修が進むにつれ、ただ話を聞くだけでなく、「この学びをどう活かせるか?」を自ら考える姿勢が生まれ、研修の終盤には「もっと自信を持って頑張ってみます!」と自ら行動を起こす意欲を伝えに来てくれました。この経験を通じて、学びの場が単なる知識の習得にとどまらず、参加者が主体性を発揮し、実際の行動につなげるきっかけとなることの重要性を改めて実感しました。
研修後のアンケートや、参加者から当日よく言われるご感想は、『「目を見て真剣に伝えてくれた」 ことがとても印象的でした。』『講師の方の熱意がダイレクトに伝わり、「情熱を感じ心が動かされた」 研修でした。』『知識を学ぶだけでなく、実践につながる気づきをたくさん得ることができ、これからの行動に活かしたいと思います。また、「親近感を感じる講師で話しやすかった」 ので、質問や意見もしやすく、リラックスして学ぶことができました。』『研修全体を通して、「研修の空気が良かった」 ことも印象的で、終始前向きな気持ちで参加できました。何より、「すごく楽しく心に残る研修だった」 ので、学びながらモチベーションが高まりました!』などです。私が研修で大切にしていることが伝わっているのではないかと感じています。
現代はまさに「激動の時代」であり、ビジネス環境も急速に変化しています。こうした状況の中で、企業や個人が成長し続けるためには、単に知識やスキルを身につけるだけでなく、柔軟に対応できる力を養うことが不可欠です。 そのために重要なのが、「仕事に対する考え方の変化」 です。従来のやり方に固執するのではなく、「どうすればより良い成果を生み出せるか?」を主体的に考え、行動することが求められています。研修では、参加者が自らの役割や仕事の意義を再認識し、変化に適応しながら成長できるような気づきを提供していきます。 また、この意識の変化が、組織全体の成果にも大きく影響します。主体的に考え、行動できる人が増えれば、チームとしての連携が強まり、結果として「生産性を上げる」ことにつながります。限られた時間やリソースの中で、最大限のパフォーマンスを発揮するためには、個々の意識改革が不可欠です。 私は、研修を通じて、企業や個人が変化に適応しながら成長し、より良い成果を生み出せるようサポートし、これからの時代を生き抜くために、学びを実践につなげ、未来への一歩を踏み出す力を提供していきたいと考えています。
<経歴>
日本IBMとモルテンの子会社MITシステム開発にて、一部上場企業等や官庁で各種システムの開発プロジェクトに従事。平成16年能力開発研修を業務とする有限会社NTXを立ち上げ、代表取締役就任。
現役のエンジニアとして現場の力を引き出すためのヒューマンスキル研修に取り組む。会社員時代~起業を通じて、エンジニア・管理職・経営者の3つの視点を経験と実践。様々なプロジェクトを実施。専門は、ファシリテーション、プロジェクトマネージメント、リーダーシップ、コーチング、システム思考、組織開発など。
演習中心の参加度の高い実践的な研修
研修で大切なのは「気づきがある」という事です。(自分で気づいた事はやってみようという気になるからです。)気づきを引き出すような演習を行い、それが日常の業務に、どう応用できるかという事を考えていただきます。 その場限りの体験でなく、日常業務の行動変容へとつなげることを、ねらいとしております。
<資格など>
・日本ファシリテーション協会監事
・財団法人生涯学習開発財団認定コーチ
元々システムエンジニアで、プロジェクトの成功確率を高めるには、専門スキル以外にヒューマンスキルが大切と実感していました。
ところが、専門スキル教育に比べて現場で使えるヒューマンスキルを学ぶ機会が少なく、自分で学んでいるうちに、教えてほしいという依頼があり、そうこうするうちにエンジニア以外にも講師をする機会が増えてきて、いつの間にか研修講師をしていました。
受講者中心で、学ぶ環境を整えるという事です。
研修の全体の流れや、目的、目標の説明。休憩時間など、受講されている方が気になっている事に対してアナウンスを行い、安心して学べる場をつくる事を大切にしています。
また、研修内容が実践的であるということを大切にしています。
研修をスタートとして、受講生の意識変容を促し、行動をおこしてもらえるような働きかけを行います。
最も大切にしている価値観は、研修が受講生の幸せに寄与する事を大切にしています。そしてそれは、最終的には組織や会社の持続的発展には必須のことと考えています。
研修実施後10年ほどたって、偶然に受講されていた人に会う機会があり、そこで、研修(システムシンキング研修)で大きな影響をうけ、いまでも活用していますという言葉をいただいたとき、とても嬉しかったです。
研修講師の駆け出しのころ、受講生の方から「もっと自信をもって話しなさい」と言われたことです。
よほど不安そうに見えたのでしょうか。こうした率直なフィードバックは宝物と感じております。
より複雑性をまし、変化の激しい時代がきていると感じています。
複雑な事をシンプルに、変化をしなやかにいきるためのスキル・思考方・考え方を提供していきたいと考えています。
<経歴>
専修⼤学経済学部卒業後、アパレルメーカーにて⽣産管理、マーケティング部署に従事。
平成13 年同社を退社し、株式会社アルマ経営研究所所属コンサルタントに就任。
平成18 年岡⼭⼤学⼤学院⽂化科学研究科経営政策科学専攻修了。
平成24 年株式会社えんのした代表取締役に就任
1自己理解を深め自分軸を確立する
2成果に繋がる思考行動を引き出す
3ビジネス知識を積み上げる
専⾨は「組織活性化」。岡⼭⼤学⼤学院修⼠課程では、「ミドルマネジャーの管理者⾏動」を研究。
現在は、事業承継、経営⾰新の礎となる「戦略づくり」や「⼈づくり」を中⼼に、コンサルティングや研修活動を⾏っている。
<資格>
中⼩企業診断⼠、経営学修⼠(MBA)、情報処理技術者、MBTI認定ユーザー
CDA(キャリア・ディベロップメント・アドバイザー)、国家資格キャリアコンサルタント
PHP認定ビジネスコーチ/チームコーチ/エグゼクティブコーチ
軍師アカデミー認定コンサルタントS級
レゴ®シリアスプレイ®メソッドと教材活⽤トレーニング修了認定ファシリテーター
<登録団体>
⼀般社団法⼈軍師アカデミー(理事)、株式会社後継者の学校(顧問)、岡⼭NOPセンター(顧問)
岡⼭県中⼩企業診断⼠会会員、JapanAPT会員、⼀般社団法⼈全国チームコーチ連盟会員
全国⽇本キャリア開発協会会員、⽇本ファシリテーション協会正会員
ビジネス知識を積み上げる
北野 清晃 講師 大阪府大阪市
「経営学×デザイン×ファシリテーション」で自律創造的な学びを提供します。理論に裏付けされた分かりやすい講義と、グループワークや演習を組み合わせた参加型の場づくりを通して、「自分ごとで考える」「他者と協働する」学びを引き出します。階層は若手からリーダーまで幅広い参加者に対して、「ビジネススキルを磨く場」「新規事業や課題解決を創造する場」「チームや職場を主体的につくる場」を提供します。
1〜2日間のいわゆる単発型の研修・ワークショップも実施していますが、長期的なプロジェクトも得意です。特に、「組織づくり・チームビルディング」や「サービスデザイン」「新規事業開発」などを主に実施しています。長期的なプロジェクトとして、「組織づくりと人材づくりの両輪を回す」「事業開発と組織開発の両輪を回す」ことで、実務的効果と学習的効果の両方が実現できます。研修も短期的には効果がありますが、組織や事業の根本的解決や変革を望む場合は、長期的に関わりながら支援したいと思います。
最後に、私は大阪生まれで、研修も「大阪弁」でつい話してしまいますが、とても優しい大阪弁ですので、講師の持ち味だと思ってご容赦ください。
<資格など>
・組織の学校 校長
・京都大学非常勤講師
・事業構想大学院大学客員講師
・博士(総合学術)・専門修士(経営学)・修士(工学)
・中小企業診断士・一級建築士・キャリアコンサルタント
最初のキャリアである「都市計画・まちづくり」の分野で、初めて「ワークショップ」「ファシリテーション」と出会いました。メンバーが意見の対立を乗り越え、主体的に活動する参加型の場に可能性を感じました。
その後、転身した「人・組織づくり」の分野においても、同じ可能性を感じました。環境変化が激しく、価値観も多様化する時代の中で、「絶対的な正解がないこと」に対して向き合い、自ら未来を切り開いていく必要があります。そのためには、「研修」にも変革が必要だと思いました。単なる「知識獲得の研修」ではなく「自律創造的な参加の場」をデザインし、単なる「講師」ではなく「専門性を兼ね備えたファシリテーター」として活動をしたいと決意し活動をしています。
研修終了時に受講者から「一緒に集合写真とりましょう!」と声がかかる時があります。こちらから言うことはないですし、事務局が言うこともないのですが、自発的にそのような自然な流れになるときは、講師としてとても嬉しい気持ちになります。おそらくは、メンバーと共に有意義な学びの時間を過ごせたことへの感謝の気持ちかもしれません。あるいは、職場の垣根を超えた横のつながりができた嬉しさかもしれません。研修内容の学びだけではなく、自律的・創造的な「場づくり」もできたことに充実感を感じます。受講者が送ってくれた写真をみると、今でもその時の臨場感が甦り、ずっと印象に残っています。
不確実性の高い現代において、企業にとっても、個人にとっても、「絶対的な正解」がない中、「何を学ぶか」「何の力を磨くか」も自ら考える必要があります。流行りのテーマや言説に惑わされることなく、企業や個人が本当に解決すべき課題を一緒に考えながら研修を提案します。そして、その課題を自ら探求できる、「自律的・創造的に学ぶ場」「自分を探求する場」として研修プログラムをデザインします。これまでの「まちづくり・人づくり・組織づくり」で培ってきた「実践的な場づくり(ワークショップデザイン)」と、「経営学・デザイン学」の専門性を軸とする「学術的な裏付け」をフルに活用し、企業や個人の未来を切り拓く「Interesting(興味・好奇心)」な学習価値を提供したいと思います。
松本 優子 講師 大阪府大阪市
私の講師としての特徴は「個人・組織の成長支援」と「親身な関わり」です。個人成長が組織成長に繋がる実感を持てるような研修を取り扱うのが得意です。参加者が率直に話し、自ら考え、周囲と協働を楽しむ雰囲気づくりを心がけています。「分かった」だけではなく、実際に「できる」レベルになるまで、親身に分かりやすく学びに寄り添います。
人はそれぞれ生きてきた背景や考えが違うからこそ葛藤や対立もありますが、新しいものを生み出し、相乗効果を生む原動力にもなります。研修ではその違いを認め活かしながら目標達成や新しいものを生み出す面白さを少しでも感じ、自社に持ち帰っていただけると嬉しいです。
自分がかつて新入社員研修を受けた際「人生の節目を支援する講師になりたい」と思ったのが講師を志した最初のきっかけです。そこから1対1のキャリア支援をする中で、本人がどれだけ努力しても組織の中で悩み立ち止まる方が多いことに人材育成上の課題を感じ、チームや組織全体を支援できる講師の道を具体的に考え始めました。最終的なきっかけは、チームづくりを任された時です。自分の役割や評価に納得できず仕事をするメンバーがいたのですが、強みを周知して活かし、成長を信じて関わり続けた結果、チームのために行動し顧客への新たな価値を生み出すまでに自己成長しました。このような成長機会を、研修を通して提供したいと考え研修講師になる決意をしました。
“I’mOK,You’reOK”人はそれぞれに強みがあり、成長の可能性を持っています。講師としては、研修という短い時間の中でその種を見つけて芽吹かせる、あるいは育てる役割でありたいと思っています。そして、お互いの違いを楽しみ尊重できる場では個人の成長が組織の成長につながるという実感が得られる研修を心がけています。また、「分かったつもり」で終わらないように、ワークや演習などの実践的な工夫を盛り込み、自分ごとで考えチャレンジできる環境を心がけています。
講師として最初に実施した新入社員研修はとても印象に残っています。初めは学生気分のまま受け身でやらされ感満載な参加姿勢でした。しかしお昼をすぎたころから休憩時間ごとに歩き方や姿勢を見てほしいと教壇前に列をなし、2日目には、昨夜笑顔の練習をしたので成果を見てほしいと声をかけてくるなど、自発的に習得する姿勢へと変化しました。研修終了後はフィードバックがほしいと聞きに来る方や、うまくワークができなかったが次はどうしたら良いかと聞きに来る方もおり、こちらの関わりによって受講者が成長する姿を実感できる2日間でした。
組織力向上研修の後に、ある受講者が目標設定についてお話ししてくださったことが印象に残っています。「自己啓発で様々な本で読んで分かったつもりになっていたけど、今日ようやく腹落ちした!」「仕事で使ってみます!」と興奮した面持ちで伝えてくださいました。講師として心がけている「親身でわかりやすい学びの提供」が活かせたと感じる場面でした。
「成長支援」×「親身な関わり」を深く展開し、個人・企業双方がともに成長し合う土台づくりをしたいと考えています。例えば、研修後に個人向けのキャリア面談を実施し、組織内キャリアの考えを少しずつ根付かせたり、企業が思い描く人材育成の軸に沿ってオーダーメイドでともに研修を作ったりと、一社一社と長期的かつ段階的な成長支援をしたいと考えています。
浜野 法美 講師 香川県高松市
普段、研修の他にキャリアコンサルティングの業務をしております。どのような組織でも、上司、部下の1on1ミーティングを如何に効果的に実施されるかによって、組織のエンゲージメント、そして組織活性度合が変わってくるということを肌で感じています。
JCDA認定スーパーバイザーとして、人の人生背景と心のあり方に着目し、キャリアコンサルティングのメソッドを使った質の高い対話を効果的に行うための1on1ミーティング、モチベーションに関する研修を得意としています。
★企業内キャリア支援室においての研修会及びスーパービジョン等も実施いたします。
前職で有料職業紹介の仕事をしている際に、様々な組織に関わらせていただき、いくら良い人を採用してもその組織文化や、コミュニケーション不足により、組織が不活性の状況に陥っていく場面をたくさん見てまいりました。何とかしたい思いから人材採用・定着・組織活性化の支援へ、そして、その延長で研修講師としても登壇させていただくようになりました。
一般論や社会通念的なことよりも、人のモチベーションに焦点を当てた研修づくりを心掛けています。特に、自分のモチベーションを知るという意味で、自己理解をベースにしており、自己の固有性を理解することと同時に他者受容(自分の価値観と違う他者を受け容れ理解する)していくことをテーマに挙げることが多いです。
「自分って捨てたもんじゃないな」「この仲間だからこそ面白い経験ができたな」「この仕事っていいな」と、仕事を通じて豊かな人生をつくることの可能性を皆さまに実感いただくことを目指しています。
事前課題で「仕事で感動したこと(この仕事でプライドを感じた出来事)」を持参いただき、このテーマをベースに研修させていただきました。発表いただいた際に、いつもは進んで発言される様子のなかった受講者さんが自ら手を挙げて発表され、『苦手だし大嫌いだ』と思っていたお客様との感動のエピソードをお話くださいました。聞いているメンバーも「彼女から勇気をもらった」と語っておられました。ご本人からは、「この研修以降流れが変わり、苦しいことを自ら乗り越える経験を誇りに感じられるようになり、自信を持って後輩指導にあたることができるようになった」とお伺いしました。私自身も学ばせていただきました。
研修でお会いした方より、これまでは、上層部の意向に沿うことや、部下の話を如何に問題なく収めるかということに注力し、「その場をやり過ごす」ことを何年も行ってきたことが語られました。それこそがマネジメントだと信じてやってきましたが、どこか割り切り感があり、「これでいいのだろうか」と虚しさを感じておられたそうです。研修を通じ、「本来の自分の声を聴くということや人の話(本音)を聴くということはどういうことかについて考える機会になりました」という声をお伺いしました。
多くのマネジメント層の方がこのような経験をされているのではないかと強く感じますが、自らを顧みて内省的に語られる姿が印象的でした。
キャリアコンサルティングの場面で、若年層の方から「仕事って面白いものですか?両親を見ているとそう思えなくて、折角なら福利厚生とか充実していると思ってこの会社を選んだんですけど・・・」であったり、「管理職の人の表情を見ていたら自分も将来あんなふうになると思うと・・・」とそのような声を聴くことがあります。
企業側からも、「管理職候補がいない」、「若い人の採用がなかなかできない」、「この先人を採用し続けられるか不安がある」といった悩みをお伺いします。
私たち大人が、仕事を通じて人生を豊かに、しなやかにかっこよく生きること、仕事経験を人生の糧とし、日常がみずみずしく感じられる日々を創っていくための仕掛けづくりを行ってまいりたいと考えています。
答えのない社会を生き抜くために、
これからの働き方を考え、
アップデートしていく研修
堀田 真奈 講師 愛媛県松山市
<経歴>
大学卒業後、旅行会社営業職で約8年勤務。複数の転職と仕事と子育ての両立の経験から平成21年にワークライフ・バランスの普及&地域活性化を目的としたNPO法人を設立。県内企業を500社以上訪問、女性活躍や働き方変革のニーズを拾い具体的な支援や提言に取り組む。仕事と暮らしの好循環をテーマに活動。平成28年度内閣府「女性のチャレンジ賞」受賞。愛媛大学経営協議会委員・愛媛県雇用対策会議委員等自治体や大学の14委員を担う。
①中堅・子育て社員
これからの働き方を改めて考える時間、仕事と暮らしの両立、子育ての両立について
②若手・女性社員
・キャリアデザイン、OSアップデート
・問題発見&解決、モヤモヤの言語化の仕方
③採用担当者・経営層
・労働人口減少社会における働き方改革
・女性活躍推進の本質について(多様な人材を活かす)
・定着なくして採用拡大あらず
・ハラスメント、コンプライアンス
④行政・自治体
・若者女性に選ばれるまちづくり、SDGs ・子どもの居場所づくり
キャリアコンサルタント資格取得とともに、自身の仕事と子育ての両立に悩んだ経験からの地域活動「ワークライフバランス向上委員会」での、勉強会や講座の立ち上げから。また派生しての、愛媛県や松山市から講師の依頼がくるようになったのがきっかけです。
わかりやすさ・自分自身や周囲の方々の経験からの声・具体例・エビデンス、伝えるではなく「引き出す」ことを大切にして言います。
市が開催する講座の講師の際、旅行会社時代のお客さんと10年ぶりに再会。わざわざ講座を聞きに来てくださり、「あなたにお会いしたかった、活躍が誇らしい」と言っていただけたこと。また、「会社で育児休業取得第1号で、今後の両立が不安で来た」と勉強会に参加してくれた女性が、その後私どものコミュニティに参加し続けてくださり、現在は管理職になっていらっしゃいます。関わらせていただいた方がその後、たくさんご活躍されており、そのような出会いは印象深いです。
「過去を振り返りながら、自分の価値観を見つめ直し、今後のキャリアを考えるという経験がなかったので、とても有意義で、わかりやすかった。」
「霧が晴れたような気持になった」
「講師の経験がとても自分に近くて、階段を上っていくプロセスが自分にもできると思えた」
というようなフィードバックが印象に残っています。
地域と首都圏では、特に労務的なことは5~10年違うので、地域ならではの課題に沿った内容。知識プラス対話。頭で理解しただけでは、次の行動につながらないので、対話力を研ぎ澄ますもの。
答えのない社会を生き抜くためには、OSのアップデートが必要。そのためのデータをしっかりお見せしつつ、対話力(コミュ力)と研ぎ澄ます時間をご提供したいと思います。一緒にアップデートしていきましょう。
<経歴>
東京演劇アンサンブル、ホンダスタジオにおいて舞台俳優として活動する傍ら、セールスプロモーション業務に従事。(株)ザ・アール教育部を経て、平成元年(株)クリエアナブキ入社、教育研修部トレーナーとして活動。平成9年フリーとなり、現在は中四国を中心に研修・講演活動に従事。岡山大学大学院において非常勤講師(自己PR表現スキル)継続中。
「知る」⇒「分かる」⇒「分かち合う」を基本とし
①頭で理解するだけでなく、確実に習得するための体験学習中心 ②講師の一方的な話ではなく受講者の自発性を重視、全員で分かち合える参加型 ③わかりやすく具体的な事例を盛り込み、楽しみながら学べる場の構成
田中 道博 講師 香川県高松市
変化の激しい時代を生きる私たちには、目まぐるしく移ろう時代への適応が求められています。そのための一つの軸は自分自身を知ることです。そしてもう一方の軸は市場価値を身につけるということです。これは組織にも言えます。変化の激しい時代を生き抜くために考える力、行動する力を身につけ明日からの社業に活かすための研修を目指し活動しています。
チームビルディングのための自己理解・他者理解による関係強化、組織活力向上 ダイバーシティ関連(外国人受け入れ、シニア増の働きがい創出、両立支援等) 役割別研修(離職防止、メンター育成、リーダーシップ、マネジャー向け「1on1ミーティングの極意」、セカンドキャリア など) 各種ワークショップ(企業ミッション共有、事業戦略立案、PDCA会議 など) ハラスメント、個人情報保護、コンプライアンス など
<資格など>
・国家資格キャリアコンサルタント
・1級キャリアコンサルティング技能士(国家検定)
・JCDA認定CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)/CDAインストラクター
・一般社団法人性格応用心理士認定コンサルタント1級
・社会保険労務士
・軍師®認定コンサルタントS級(一般社団法人軍師アカデミー認定)/軍師®養成ライセンス保有
・メンタルヘルスマネジメント検定Ⅰ種(大阪商工会議所主催)
・AFP(日本ファイナンシャル・プランナーズ協会認定)/2級ファイナンシャル・プランニング技能士
人材サービスに従事していた会社員時代、多くの方々の職業人生に触れさせていただきました。特に職業選択場面での関わりが多かったのですが、更に一人ひとりの生き方や生涯を通した成長に関われないものか、多様な背景を持つ人との接点を持てないものかと考え、キャリアコンサルタントとして独立することにしました。組織を支援する中で研修やワークショップを実施する必要性があり、グループ支援のスキルを学びました。2013年からはボランティアで多くのファシリテーションの実践機会を持ち、そのことも研修講師としての道につながりました。
「心」「技」「体」すべてのバランスが重要だと考えていますが、特に「心」がすべての基盤になりそれを最も重視しています。「心」とはつまり「何のために学ぶのか」や「この研修をどのように活かすのか」という視点です。そのために「自分を見てもらう」という心がけを持っています。研修に臨む姿勢と言っていいでしょうか。それがなければ表面的な知識のみの研修になってしまいます。研修で学ぶことを自分ごとと捉え現場でいかに活かせるかが重要です。その上で相互のやり取りの中で参加者同士がお互いに学ぶ場づくりが必要であると考え、一方的な情報発信にとどまらず研修の場全体が豊かな学びの場になることを心がけています。
セカンドキャリア研修で参加者の方から「イヤイヤ感」が伝わって来て澱んだ空気でスタートしたことがありました。しかし自分の職業人生を振り返り、培ってきた能力や価値観の形成プロセスを言葉にしていただく中で話がどんどん盛り上がり、プラスのエネルギーに満ちた場になり、最後はお互いの背景を承認し合い自分の将来についてもポジティブに捉え直された研修がありました。私自身の傾向として、ネガティブで澱んだ空気であっても、その背景に想いを馳せ参加者の方々の気づきを生み出したいニーズがあります。それが満たされたがゆえに印象に残っているのだと思います。
私の研修でのモットーは、参加者の方に「自分を見てもらおう」というものです。自分を振り返り自分を理解することがすべての基礎と考えています。「時間管理」がテーマの研修の最後の振り返りで「これほど自分のことを振り返り自分のことを考えたことはなかった」ということをおっしゃった方がいてそれが印象に残っています。ご自身の時間に対する捉え方や時間の使い方に自分らしさが現れ、数多の課題にも一報で成果にもつながっていることを感じられたそうです。知識・スキル・教訓など、直接的な課題解決の手段を「教える」研修ではなく、自分のあり方を振り返ることによって感じられたことに対する素直なフィードバックだったのではないかと思います。
自律・自走が価値だと考えています。一人ひとりが組織の中で自律的に機能し、相互理解と相互受容の中で事業活動が進むことによって成果が生み出されます。研修で目先の利益が上がるわけではありませんが、個々が組織課題に当事者意識を持って取り組み、自ら乗り越えていけるような成長が組織の発展につながると思っています。そういった価値を提供していきたいです。
このページをご覧いただいた方との出会いを楽しみにしております。ご閲覧いただきありがとうございました。
<経歴>1971年、鹿児島県出身。全日信販株式会社に入社し、営業・販促企画に携わるその後、経営コンサルタント会社にて、企業、官公庁の教育研修プログラムの開発及び営業戦略策定コンサルティングに従事する。教育研修事業部の責任者を経て、HRDマネジメント研究所所長兼チーフ・コンサルタントとして、人材育成・組織開発に携わる。
2004年、キャリアイノベーション代表として独立。その間、組織・人材開発会社の取締役を兼務し、主に講師養成やマネジメント全般を担当する。現在、大手有名企業から中堅・中小企業まで幅広い業界で、目的や課題に応じた研修の他、組織開発、人事顧問サービスなど、多岐に亘る支援を全国で展開している.
私は、「選択理論心理学」や「真・報連相」をベースとした研修を得意としています。
新入社員から経営幹部まで幅広い層に、モチベーション・コミュニケーション・リーダーシップ・チームビルディング・自律的キャリア形成といったキーワードの様々な課題に対する解決のきっかけを提供しております。研修では、体感ゲームや実習などを多く取り入れ、参加者が自然と積極的に取り組めるよう工夫した学習スタイルが好評です。
<資格>
・日本選択理論心理学会認定 選択理論心理士
・米国CCE,Inc.認定 GCDF-Japan キャリアカウンセラー
・米国W・グラッサーインスティチュート認定上級過程修了生
・日本アクションラーニング協会認定 アクションラーニングコーチ
・ファンクショナルアプローチ研究所 FA基礎研修履修生
・ハーマンモデル認定ファシリテーター・認定Discインストラクター
・認定メンタルトレーナー・コミュニケーションカード活用認定ベーシックトレーナー
<所属団体>
・一般社団法人日本報連相センター・ウィリアム・グラッサー国際協会
・NPO法人キャリアカウンセリング協会・NPO法人日本アクションラーニング協会
・NPO法人日本リアリティセラピー協会・学習支援研究会「師友舎」
・日本選択理論心理学会